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LUMINEやNEWoMan館内にアート作品を展示する「LUMINE meets ART AWARD 2020-2021」に関連し、アートに精通する審査員に注目のアーティストとして選ばれ、NEWoMan新宿にて作品展示を行いました。

 

1日に350万人もの利用者が訪れる新宿駅のショーウインドウという立地から、多種多様な価値観や物語を表現したいと思い、様々な時代や地域、目的で作られてきたオブジェをモチーフに選びました。横幅約10mのショーウインドウ内に、西洋のレリーフ彫刻の要素と日本の絵巻物の様な世界観を組み合わせ、リズミカルな構成で一面に表現しました。

 

モチーフのオブジェたちは紫外線に反応して蛍光する糸でポリゴン状の線が描かれています。そこに紫外線ライトを照射するとポリゴンを形成する線が蛍光し、元のオブジェの形状が見えなくなりなり、オブジェから質量、重量や体積は取り除かれ、仮想的なポリゴンメッシュの彫刻に変換されます。鑑賞者は変換された非物質的な概念のオブジェで埋め尽くされた空間と対峙し、2次元と3次元、デジタルとアナログ、過去と現代の狭間に迷い込むような不思議な感覚を体験します。


 

糸、UVライト、既製品

LUMINE meets ART AWARD 2020-2021 [NEWoMan新宿・東京]

Photo: Ken KATO